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2008年11月02日

檜原キャッシュハント6連鎖

行って参りました。

朝五時発で。

二時間足らずで檜原の奥地に到着。浅間嶺目指して登山開始であります。

キャッシュは6個中4個発見。内二つは容器破損してたり、内部がカビで覆われていたりと、そこそこ悲惨な状況でありました。

浅間嶺からは富士山が見えた。おそらく名の由来は富士講から来たのだろう。山頂に向かう途中に富士講の祠があった。

最高の天気だった。一年で一番山登りが楽しい季節ですな。暑すぎず寒からず、空気は乾いて、虫も少ない。

枯葉を踏みしめ、その香りをかぎながら歩くと、心身共に癒されるのがわかるよ。雪が降るまで癖になりそうだ。

投稿者 楓岱 : 18:37 | トラックバック

2008年11月01日

大穴

 川沿いの遊歩道を、私は歩いていた。右手には野草の生い茂る原っぱが広がり、遊歩道との間にはフェンスが二重に設けてある。遊歩道側のフェンスは腰ぐらいの高さで、そこから1mほど離れて高さ3mほどの高いフェンスが平行に並んでいる。
 左手は塀が並んでいて、少し先で途切れているのが見える。日差しは強いが、吹き抜けていく秋風が心地よい。そんなのどかな昼下がりである。私の脇を下校途中の小学生が駆け抜けていった。

 塀の途切れた先には2mほどの古いフェンスがあった。小学生達がフェンス越しに何かを眺めている。私は横目でそれを追った。フェンスの先は馬場の様になっていて、障害物や砂場やらが設けられていた。しかし、正確に言えば「馬場」ではない。
 そこに放たれていたのは猿であるが、猿というような可愛らしいものではない。ゴリラとオラウータンを足して2で割って、さらにマントヒヒ的な何かを付け足した生き物である。それが数頭いる。
 猿を放しておくには囲いが貧弱すぎると思ったが、どうやらその生き物は「登る」ということが出来ないらしい。なので、この程度のフェンスで十分だと、飼い主は判断したのだろう。私はしばし観察して、そのような結論に達していた。

 しかし、見れば見るほど珍妙な猿である。私は「キモッ」と口走っていた。おそらく子供達も同じだったに違いないが、不覚にも大人である私が口に出してしまっていた。
 それを聞きとがめたのかはわからないが、群の中の一頭が鶏冠を振り乱して、こちらに突進してきた。大猿は糞を投げてきた。辛うじて避けたつもりが、小さな固まりが太股に当たった。あまりの憤慨に猿を睨みつけてしまった。次の瞬間、重大な過ちを犯したことに気付いたがもう遅い。私はそれと目が合ってしまった。
 激高した大猿は背の高さほどのフェンスに掴みかかり、奇声を発しながらそれを揺さぶりだした。いや、揺さぶるなどという生やさしいものではない。フェンスは足場が浮き上がり、今にも外れそうである。というより、あっさり倒れた。拍子抜けする程に。そしてそこから大猿が躍り出てくる。

 逃げる!

 その場に居たなら誰でもそう思うだろう。それは間違いない。何故なら、程度の差こそあれ、全員が行動に移っていたのだから。
 私のすぐ隣にいた子は右手の低いフェンスによじ登り、背の高い方へ飛び移ろうとしていた。その選択はすこぶる正しいように思え、私もためらわずにフェンスを飛び越えた。そして、向こう側に飛び降りると、草原を転ぶように駆けた。

 振り返ると、遊歩道を全速力で逃げていく子供達を大猿は追いかけていた。その瞬間まで、子供を助けなくてはという考えは、一切浮かばなかった。恥ずかしながら、あの大猿に気圧されて、完全なパニックに陥っていたのだ。私と一緒に逃げていた子供はどこかに行ってしまったようだが、今追われている子供達を助けねばならないと思った。私は引き返した。

 子供達の悲鳴が住宅街の方から響いてくる。それを聞きながら、私は警察に電話で状況を説明していた。既に何件かの通報が入っているらしく、落ち着いてくれだの、現場にはもう警官が向かっているから、安全な場所に避難してくれだの言っている。
 生返事をしながら、何とか子供達を助ける術は無いものかと頭をひねっている内に、パトカーが路地を封鎖した。なるほど、大した機動力である。税金を払っているだけのことはある。
 閑静な住宅街は一時物々しい雰囲気に包まれたという奴だ。そして小一時間ほどの大捕物の末、大猿は捕獲されました、みたいな筋書きならば、ワイドショーに珍騒動ネタを提供して一件落着となることだが、肝心の報道関係が見当たらない。というか、それどころではない。
 路地から、真顔の警官が猛ダッシュでこちらに向かってくる。いや、全精力をつぎ込んで逃げてくる。その後ろには大猿が迫っている。

ああ、だめなんだ。私はそう思って諦めた。

そんな、リアルな夢から醒めて、九十九里に行ったら、ボードに穴開いたorz

投稿者 楓岱 : 14:50 | トラックバック